【食事工学】

【食事工学】 ~ 仕事のパフォーマンスを3倍にするたった1つの方法 ~ http://www.mag2.com/m/0001669654.html 私はこのメルマガを、副業としてやっているのですが、 良くこんな質問を受けるんです。 「なぜそんなに働けるんですか?」と。 このメルマガは、平日毎日配信しているのですが、 当然、仕事中(本業の方)には一切作業しません。 もちろん、仕事(本業の方)では残業もあり、 夜12時を過ぎることもあります。 その仕事の後に執筆しているんです。 では、なぜそんなこ

【食事工学】痩せたいならスーパーサイヤ人になり続けなさい。

【食事工学】痩せたいならスーパーサイヤ人になり続けなさい。

僕がこのメルマガを書くと、どうしても

「脂肪を摂取するのに痩せる理由が理解できない」

という人がいる。

 

簡単に言えば、脂肪を摂取すると、皆がスーパーサイヤ人
なり続けることができるのだ。


まず、なぜ脂肪がみんなに嫌われているかについてお話ししたい。

 

現代、全ての食品に食事のエネルギー量が記載されている。

 

その単位はカロリーというもので、ほぼすべての
食品に対し、カロリーは計算されている。

 

原理は簡単で、人間は、糖質、タンパク質、脂質から
エネルギーを得ているため、それさえわかれば、
後は簡単にカロリー計算ができる。

 

糖質: 4kcal/g l
タンパク質 4kcal/g
脂質 9kcalg

これにg数をかければいいだけだ。

 

カロリー制限ダイエットをしている人は、いつもこれを言う。

「ほら見て!脂肪が一番摂取カロリーが高い!!
脂肪は体に悪いんだ!!」

 

確かに脂肪は摂取カロリーが高い。

そして、脂肪はお腹に溜まる脂肪と同じ言葉なので、

 

直観的に、

「脂肪を食べれば、脂肪になる」

と思いやすいのだ。

 

しかし、実態は異なる。

 

糖のほうが脂肪になり易く、脂肪のほうが脂肪になりにくいのだ。

変な感覚だろう。

 

例を取って説明しよう。
あなたが砂糖でも食べたとしよう。

糖は、ほぼ分解される工程がないため、すぐに体に吸収される。
吸収された糖は、まず血液に入ることになる。

糖は、脳のエネルギーにもなるので、わずかな時間、あなたはスーパーサイヤ人になった気になれる。

脳内で、エネルギーとして糖が使われることで、脳が活性化させられるのだ。

 

しかし、糖自体は、人体に好ましい影響をもたらさない。

糖尿病患者で、血糖値が高い状態のままだと、盲目や神経障害を
引き起こすように、糖というのは、体にとって好ましくないのだ。

この状態を避けるために、肝臓のランゲルハンス島から、
血糖値を下げる指令を出すインシュリンが放出される。

このインシュリンは、脂肪細胞が血中の糖を脂肪として吸収することを促進させる。

すると、あなたのスーパーサイヤ人状態はあっという間に解かれてしまう。


インシュリンは多くの場合、通常より血糖値を下げすぎてしまうので、
あなたは、スーパーサイヤ人になる前の状態より悪い状態になる。

眠気、倦怠感、やる気の低下など、さまざまな症状があなたを襲う。

 

ご飯をお腹いっぱい食べた後、襲ってくる倦怠感がそれだ。

 

さらに、脳にとって唯一のエネルギー源がなくなったため、
脳はこんな理不尽な命令を出す。

「糖をまた摂取してくれー!」

と。

そして、あなたにアイスやお菓子、甘いものをドンドン食べさせようとする。

 

これを繰り返せば、あなたは簡単に太る。

 

さて、しかし、今回はあなたが我慢したとしよう。

固くダイエットを決意したあなたは、何も食べない。

脳の命令に対して必死に逆らうのだ。

 

すると、どうなるだろうか?

残念なことに、あなたの体は、貯めた脂肪を取り出してエネルギーにはしてくれない。

その代わりに、あなたの脳のパフォーマンスを下げるのだ。

パフォーマンスを下げることで、低エネルギー状態でもなんとか活動できるように保つのだ。

もちろん、心臓の鼓動を止めるわけにも、肺の横隔膜の動きを止めるわけにもいかない。生きるために最低限の状態とするために、

 

1.エネルギー消費量の多い

2.しかし、死ぬわけではない。

 

臓器の働きを弱らせる。

それは「脳」だ。

 

 

何より問題なのは、

【せっかく辛いダイエットに耐えているのに、エネルギーが
消費されないので、痩せない。】

という事実だ。

 

あなたが必死で頑張っているダイエットは、脳のパフォーマンスを下げているだけなのだ。

 

そんな馬鹿な。。。とあなたは思うかもしれない。

 

しかし、それは既に実験で証明されている。

ロンドン大学のアラン・ケクウィックとガストン・パワンという
2人の医師が、肥満の12人が3種類異なる栄養素から成る
食事を、別の時期に与えた。
全ての食事が1日1000kcalで5~9日間続けた。

結果は以下の通りだ。

①カロリー90%が炭水化物 → 体重変化なし
②カロリー90%タンパク質 → 1日0.26kg減
③カロリー90%高脂肪食 → 1日0.46kg減

もうこの時点でお分かりいただけるのではないか?

脂肪を食べるほど痩せるのだ。

 

しかも、1日0.46kg!!!

 

脳がフル回転して、最高に心地いい状態でだ。
いや、だからこそ痩せるのだけれど。

 

脂肪を食べている人間がスーパーサイヤ人だとしたら、
糖質を食べている人間は、ヤムチャだ。

 

簡単にコテンパンにできる。

コテンパンにするのがかわいそうなので、私は絶対にそんなことしないが。

 

もうスーパーサイヤ人になる方法は、分かった。

 

後は、あなたが実践するかどうかだ。

 

さて、今日も読者からの質問に答えていこう。

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食事工学では、読者からの質問や研究報告を
募集しています。

「こんな情報を聞いたことがあるんだけど、これって本当?」
「この食事法はこんな効果がありました?」
「間食を止めたいのに止められない。。。
止める方法はない?」

など、食事に関する質問は何でもO.K.です。
die-try-in@hotmail.co.jpまで、どしどし質問ください。

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■■【食事工学】 ~ 仕事のパフォーマンスを3倍にするたった1つの方法 ~
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・このメルマガでは、私およびその周辺の人間が実際に体験した
食事によるパフォーマンス改善について解説します。

学術的な見解を多く含んでおりますが、あくまで私的な体験を基にした
情報であり、パフォーマンスの改善には個人差があることをご了承ください。

・病気を患っている方は、必ず医師と相談の上実践してください。


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■■1.職場でスーパーサイヤ人を保ち続ける方法
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さて、こちらは読者から質問が来ていたので、
お答えさせていただこうと思います。

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【質問】八木翼さん、はじめまして。
経済英語に加えて、食事工学をとても興味深く
読ませて頂いています。
どうぞよろしくお願いします!

実は少し前に、例の「最強の食事」を読みとても興味を持っていたので、
八木さんのメルマガはとてもタイムリーでした!

しかも、八木さんは、この邦訳版が出る前に内容を確認していて、
はるか昔の学生時代から、ご自分なりの食事工学を実践していた
のですよね。

まったくすごいです!!

コーヒー+バター+MCTオイルを使い、かつ糖質制限を
取り入れたダイエットですが、私自身は10月中旬ごろから
徐々に取り入れ、成果をあげつつあります(^^)

さて、八木さんにいくつか教えて頂きたいことがあります。
もしお時間ありましたら、ぜひよろしくお願いいたします。
他の読者の皆さんも、気になるところだと思いますので!
(八木さんすごくお忙しいと思うのですが、、、)


【1】外出時はバターとMCTオイルをどうするのか

私は会社員なので、昼間(昼食時)にも、オフィスでこの最強コーヒーを
飲みたいです。
しかし、バターとMCTオイルを持ち歩くのは正直難しいです。
何か代替のアイディアはありますでしょうか?
私は、粉末タイプのMCTオイル、粉末タイプのココナッツミルクで
代替しようと思いますが、どう思われますか。
同様な効果がありますでしょうか?

【2】インスタントコーヒーでもいいのか

コーヒーの効能は理解したのですが、
レギュラーコーヒーではなく、インスタントコーヒーでも
効果は見込めるでしょうか?
同等とは言えなくとも、たとえ半分の効果でも見込めればす
ばらしいですよね!

【3】コーヒーのカビ毒を防ぐためにはどうすればよいか

カビ毒に関してはびっくりすることばかりでした。
しかし、これを防ぐには結局どうすればよいのでしょうか?
試行錯誤、つまり実際に飲食してみるしか方法はないのでしょうか?

【4】アルコールはどうするべきか

デイヴ・アスプリーは、アルコールは体に良くないと述べていますが、
私自身は蒸留酒類とビールが大好きなので、大変残念に思っています。

やはり八木さんも同様に、体に良くないとの見解でしょうか。
また、体に良くないとしても、なにか工夫の余地があれば教えて
頂けますでしょうか。

以上、どうぞよろしくお願いいたします。

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【八木翼の回答】

経済英語のメルマガも読んでいただきありがとうございます。

食事工学を始めたのも、そもそも経済英語読者に、
「こんなに大量に勉強できるわけがない」
と、言われてしまったのがきっかけでした。

糖ばかりをとっている方には、難しい勉強量なのかもしれません。
食事を見直すことで一気に脳力が改善しますからね。

既に、成果を上げつつあるとのことなので、
是非、実践報告をしていただければと思います。

起こる変化としては、

①体重の減少
②体脂肪の減少
③空腹具合
④脳機能の改善

あたりだと思います。
このメルマガ読者の方も、そこら辺を是非
教えていただければと思います。

mail:die-try-in@hotmail.co.jp(八木翼直通)

さて、それでは早速質問に答えていきましょう。


>【1】外出時はバターとMCTオイルをどうするのか
>
>私は会社員なので、昼間(昼食時)にも、オフィスでこの最強コーヒーを
>飲みたいです。
>しかし、バターとMCTオイルを持ち歩くのは正直難しいです。
>何か代替のアイディアはありますでしょうか?
>私は、粉末タイプのMCTオイル、粉末タイプのココナッツミルクで
>代替しようと思いますが、どう思われますか。
>同様な効果がありますでしょうか?

私はMCTバターコーヒー(以下MBC)を朝作っていますが、その時3杯分の
MBCを作り、真空断熱水筒にコーヒーを入れ、
午前中はそれを飲み続けています。

ただし、この時MCTオイルは大匙3倍しか入れていません。

これは人によって調節していいと思います。
失敗すると、極度の下痢になりますので、慎重に。

粉末タイプのMCTオイルやココナッツミルクの効能は
分かりませんが、職場でミキサーを使い、バターとオイルを
混ぜ合わせるのも大変だと思います。

朝まとめて作るのが、正解かと思います。

ちなみに、私は昼飯をあまり食べません。
(食べてもサラダだけ。)

そのため、午後3時くらいになると、明らかなエネルギー切れになります。

ただし、2時以降は、最強の食事の著者のデイヴが言うように、
睡眠に影響を与える可能性があるので、MBCは飲まないようにしています。

そのため、水にMCTオイルを入れた、MCTオイルウォーターを
持っていっています。

これにより午後3時以降も、脳がフル回転しています。

本当は、バターとお湯とMCTオイルを混ぜたものがいいと思いますが、
まだ実践していません。

是非実験してみてください。


>【2】インスタントコーヒーでもいいのか

>コーヒーの効能は理解したのですが、
>レギュラーコーヒーではなく、インスタントコーヒーでも
>効果は見込めるでしょうか?
>同等とは言えなくとも、たとえ半分の効果でも見込めればす
>ばらしいですよね!

インスタントコーヒーは止めた方が無難です。

大量生産、大量消費のコーヒーは、
カビ毒の危険性が多分にあります。

明らかに強烈な苦みがあるものがあります。

カビ毒により、その日1日が台無しになるくらいなら、
最高のコーヒーを朝作り、持っていった方がいいですね。

もし私が、自動販売機で何か飲むしか選択肢がない場合は、
ミネラルウォーターを選択します。


>【3】コーヒーのカビ毒を防ぐためにはどうすればよいか
>
>カビ毒に関してはびっくりすることばかりでした。
>しかし、これを防ぐには結局どうすればよいのでしょうか?
>試行錯誤、つまり実際に飲食してみるしか方法はないのでしょうか?

自家焙煎のお店で買った新鮮なコーヒーを飲んだことが、ありますか?

私は、缶コーヒーがカビ毒だけのせいで、苦いわけではないと
思いますが、明らかに味が違います。

試行錯誤も1つの手ですが、単純に自家焙煎しているお店で買った
コーヒー豆を自分の家で淹れるだけで、かなりの確率で防げると
思いますので、試してみてはいかがでしょうか?


>【4】アルコールはどうするべきか

私はそもそもアルコールが嫌いなので、全く飲みませんね。
アルコールは体に良くないのは、だいたいどの研究でも確認できますし、
そもそも18歳以下が飲めないという時点で、既にアルコール業界が
体に悪いことを認めているかと。。。

アルコールはすっぱり辞めることをお勧めします。

最高のパフォーマンスを手に入れると、アルコールを飲んでいる
暇があったら、他にできることが山のようにあることに気づいて
しまうと思いますので(笑)

以上です。

実践している方の質問は、的を得ていて非常にいいですね。

この調子で頑張っていきましょう!

是非、本に書いてあることだけにとらわれず、いろいろな食事
にチャレンジしてみてください。

そして、なんらかの新しい知見が得られた場合は、
是非、食事工学研究所まで、連絡をください。

質問も大歓迎です。

mail:die-try-in@hotmail.co.jp(八木翼直通)
題名:食事工学

 

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■■編集後記
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いやー、それにしても、「最強の食事」を読んで、
食事に興味を持ってくれた人が多くなり、個人的には、
非常にうれしいです。

正直、こういう食事の話をすると、

「え?何この人?」

みたいな感じで見られてしまうので、内緒にしてた部分が大きいんですよね。

食事に関しても、脳に関しても、研究はどんどん進化しています。

今後もどんどん発展していくので、新たな知見がある場合は、
随時このメルマガで取り上げていきたいと思います!

継続は力なり!
だめでもともと!(笑)
八木翼でした。


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・仙台勝山館 MCTオイル 450g <ココナッツベース100%>
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 (ちなみに、この訳ありというのは、
 肉の端で形が整わないという理由です。)


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八木翼のその他の活動

・【食事工学】 ~ 仕事のパフォーマンスを3倍にするたった1つの方法 ~
http://www.mag2.com/m/0001669654.html

・ バフェットの眼(無料)
http://www.mag2.com/m/0001277652.html

・ バフェットの眼(有料版)
http://www.mag2.com/m/0001595741.html

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・毎日5分!経済英語NEWS!(有料)
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